加齢に伴うモウソウチクの枯死はプラント・オパールの沈積によって起こるのか?

近年、モウソウチク林が周辺の森林に侵入・拡大し、森林の生態系機能の低下が危惧されている。竹では導管系の更新が起こらないため、加齢に伴って個体の通水が阻害され、光合成・蒸散機能が低下すると考えられる。本研究では、イネ科植物の細胞内に沈積する植物ケイ酸体(プラント・オパール)が通水阻害を引き起こすと考え、モウソウチクの加齢に伴うケイ素の蓄積が光合成・蒸散機能に与える影響を明らかにすることを目的とする。

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