フルオレノンの交差二量化における金属フリー選択的反応の開発
異なるフルオレノンを交差二量化する方法を見出した。この方法は高価な金属試薬や特殊反応剤を使うこともなく、反応溶媒の使用だけで対応するスピロケトンを高収率で得ることができる。得られるスピロケトンを還元した後に、カチオン転位反応を行えば、六環性縮環体であるジベンゾクリセンが得られる。本方法は、ジベンゾ[g,p]クリセンの多様性指向型合成の決定版であり、高い生産性を兼ね備えている。
異なるフルオレノンを交差二量化する方法を見出した。この方法は高価な金属試薬や特殊反応剤を使うこともなく、反応溶媒の使用だけで対応するスピロケトンを高収率で得ることができる。得られるスピロケトンを還元した後に、カチオン転位反応を行えば、六環性縮環体であるジベンゾクリセンが得られる。本方法は、ジベンゾ[g,p]クリセンの多様性指向型合成の決定版であり、高い生産性を兼ね備えている。
龍谷大学 研究部(瀬田)(新春技術講演会担当)
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大津市瀬田大江町横谷1-5
TEL 077-543-7548(土日祝を除く9:00-17:00)
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