プラスチック管理が水域生態系のマイクロプラスチックに及ぼす影響
微細なプラスチック(マクロプラスチック)は、不適切な管理などにより環境中に放出されたプラスチック廃棄物が微細化するなどして環境中に拡散している。本研究では、廃棄物管理が比較的厳しい日本とオープンダンピングが一般的なケニアの巨大湖中のマイクロプラスチック濃度を比較する。ケニアでの2回のサンプリングが終了し、今後マイクロプラスチックの濃度測定や魚の成長への影響を検討するが、今回の発表では一先ずこれまでの琵琶湖での計測結果やオープンダンピングからの排水中のマイクロプラスチック削減のための凝集処理の影響をまとめる。